自力の家出調査は費用はかからないが、デメリットが多い。
自分で家出人探しをする際のメリットは費用がかからないこと、デメリットは捜索範囲が狭いので限界があることです。
家出人探しを行うときはまず自分でやってみたほうがいい理由もあります。
それは探偵に依頼するのと違って費用が掛からず、親せきから個人情報を知ることができるためです。
逆にデメリットは一人か数人でしか捜索することができないので、捜索範囲が狭くなってしまうことと、捜索の素人なので空回りが多くなってしまい、非効率的であることです。
また働いている場合には、捜索により心身ともに疲弊するため、日常生活に影響が出るということもあります。
警察や興信所を利用するのもメリットとデメリットがあります。
興信所を利用すると捜査費用が掛かる代わりに、専門家が短時間で効率的に結果を挙げてもらえますので、非常に楽に家で任を探すことができるかもしれません。
警察を利用する場合には、基本的に無料で利用できて捜索範囲も広く、専門家が探してくれることになるのですが、警察が家出人調査を行ってくれるのは基本的に事件性がある場合のみです。
ほとんどの場合の家出調査では警察は動きません。
実際には本当に家出調査を行おうと思えば、探偵や興信所に依頼することが1番確実でしょう。
家出人探しをするときには、おそれぞれの特徴をよく知ったうえで、依頼したいですね。
家出調査を警察へお願いしたい場合は、まずは捜索願を出すところから始めます。
家族が家出した場合、まずは捜索願を出して警察に捜査を依頼する人が多いです。
しかし、捜索願を出したからと言って、すぐに捜査を開始することはできません。
最初は、特異家出人かどうかを判断します。
特異家出人とは、小さな子供や高齢者など、自分の意思で失踪することができない人や、誘拐や殺人などの事件、事故に巻き込まれた可能性がある人、遺書などがあり自殺の可能性がある人のことです。
特異家出人だと判断されれば、捜査活動や公開捜査が行われることになります。
しかし、借金が原因で夜逃げした場合や、成人が自分の意思でいなくなった場合は、基本的に捜査が行われることはありません。
人命にかかわると判断されると、警察は捜索活動を始めるのです。
ですので、警察の家出調査の実情としては大半の場合は、捜査してくれないことがほとんどです。
そうなると、本当に家出調査をしようと思えば、探偵事務所や興信所を利用して探すしか方法はありません。
一般家出人だと判断された時は、警察によってコンピューターに登録されるものの、積極的な捜索は行われることがないため、家族は探偵事務所や興信所を利用して、行方不明になった人を探すケースが多いです。
日本には、数多くの探偵事務所や興信所がありますが、実績があって信頼できる会社を見つけることが大事です。
探偵事務所や興信所に相談して、行方不明になっていた家族を探すことができた人は少なくありません。